レトロゲームトラベラー

Adobe

マンハンター ジャコウアゲハの夢

あとがき マンハンター どっちの人肉料理ショー

 

 
 「アルニーと」
 
 「コフィの」
 
  『マンハンター どっちの人肉料理ショー!』
 
  パチパチパチー。
 
 ア「このコーナーは、実際には存在しないお便りに答えてみたいという、
   ちょっと塩辛いコーナーです」
  
 コ「わーい! 作者の寂しい人生を象徴しているようなコーナーね?」
  
 ア「コフィ、本当のことでも、言ってはいけないことはあるのよ?」
 
  サクッ
 
 コ「フォークが! フォークが刺さる! 痛いです! ご免なさいでス!」
 
 ア「(無視して)それでは最初の疑問のお便りです。」
 
  『木鹿毛町に住む 教職員のNです。
  ラストの方で、新任の先生が行方不明になりますよね?
  でも、この10日の失踪って、おかしくないですか?
  彼が地下に閉じ込められたの、確か8日ですよね?』
 
 ア「あらあら、確かにそうですね。実際にいなくなったのは5月8日なのに、
   劇中では10日に失踪したことになっていますね」
 
 コ「これは、彼がしていたアリバイ工作のせいなの」
 
 ア「アリバイ?」
 
 コ「はい。この新任の先生は、自分が犯行を行うさいに、自分が犯行の現場に
   居なかったように細工をするのが常なんです」
 
 ア「一定の時間になったら、適当にコンピューターがメールを送るとかするわけね?」
 
 コ「そうです。他にも留守録に伝言を入れたりしてます」
 
 ア「自分の存在を、周囲から隠そうとした結果、誰も彼のピンチに気づけなくなってしまった
   わけですね」
 

 
 ア「次のお便りです」
 
  『木鹿毛高校の二年生の女の子です。
  新任の先生の家が結局、見つかりませんでした。
  あの人は、どこに住んでいたの?』
 
 コ「そういえば、どこにいたんだろう?」
 
 ア「説明はされていませんが、廃屋に電気とかを通して暮らしていたそうです」
 
 コ「ストーリー中で説明してないじゃん?! こういうの、よくないんじゃない?」
 
 ア「うーん。一応、これって伏線なので・・・あんまし書いちゃうとばれそうなの」
 
 コ「でも、どうしてそんなところに?」
 
 ア「いけないお仕事の準備をしているところを見つかったら、大変だから・・・らしいわ」
 
 コ「アパートとかに居たら、急な客もいそうだしね」
 
 ア「住所だけは、別個に持ってたみたい。でも、逆に怪しまれるかもね?」
 
 コ「怪しまれたら、どうするの?」
 
 ア「マンハンターにやられた振りをして、行方不明を装って逃亡します」
 
 コ「らしいです」
 
 

 
 
 
 ア「次のお便りです」
 
  『新任の先生のMです。
  肉片残さず消えてしまった僕ですが、どうして、2人にばれていたのでしょうか?』
 
 ア「木鹿毛町は田舎ですから、外部から来た人間は、すぐに分かります」
 
 コ「一人一人、チェックしてたってわけ」
 
 ア「わたし達が田舎に住んでいるのは、テリトリーに侵入した者が分かり易いから、という
   理由もあるんです」
 
 
 
 
 ア「次のお便りです」
 
  『木鹿毛町で盗撮をしていた好青年ダークエンジェルです。
  コフィちゃんが襲われた後、彼女はシャワーを浴びて念入りに血を落としてますよね?
  そしてそれを、同居している男の子に汚れが落ちたかどうかの確認までさせている。
  あれって、単なるお色気シーンですか?』
 
 コ「アルニーは食いしん坊だからねー。血がケチャップみたいに見えて、食欲を刺激したら
   困るでしょ?」
 
 ア「もうっ、そもそも、あなたがあんなに思いっきり、犯人の舌を噛まなければ良かったのよ」
 
 コ「油ののった、おいしそーなタンが口に入ってくるんだもん。我慢しきれなくって、思わず
   噛んじゃった」
 
 
 
inserted by FC2 system