テーブルトークRPGとは
テーブルトークRPGがいつ生まれたのか?
これはなかなか難しい問題です。 そもそもRPGという言葉、考え方自体に曖昧さが強いため、 いつごろから遊ばれていたのかということを厳密に考えることは 困難でしょう。 しかし、現在のRPGの直接の先祖は ダンジョンズ&ドラゴンズ (D&D) だと言えるでしょう。 詳細に関してはウィキをどうぞ。 しまうまなんかがまとめるより、ウィキの方がよっぽどきれいです。 TTRPGの文化的背景としては、ベトナム戦争の泥沼化と、そこから発生した 若者たちのヒッピー文化が大きな影響を与えているそうです。 従来のキリスト教的世界観ではない、まったく新しい物語を求める若者たちが 忘れられていたファンタジー小説「指輪物語」を見出し、指輪物語の世界で遊ぶ 新しい遊びを作り上げた。(指輪物語の最初の巻は1937年刊行とのこと) そして、TTRPGが生まれたというわけです。 日本に紹介されたのは1980年代のことで、アメリカのボードゲームや カードゲームを個人輸入している人々が始めた・・・らしいですね。 いや、在日米軍がプレイしていたとかあったかもしれませんが。 (分かりませんよ?) 80年代後半からは日本人も国産のTTRPGを作るようになりました。 最初の成功は ソードワールド だったことは間違いありません。 単行本での発売でしたので、誰でも買いやすい値段でTTRPGを 楽しむことができました。 その後、小説 ロードス島戦記 が大ヒットし、TTRPGはかなり世間に 知れ渡ることになりました。 しまうまもこの頃にTTRPGを始めました。 そして・・・1990年代後半の、悪夢のような超氷河期が、 TTRPGに押し寄せることになります。