プリンターでカード+のカードを作ろう!  用意する物 @パソコンのデータをプリントアウトできるプリンター、A4サイズの紙を使えるもの AA4サイズの厚めの紙 15枚以上。ホームセンターとか、家電量販店のプリンター用紙コーナーにもある。 B暇 Cホームセンター等で売っているクリアー塗料のスプレー缶、300ml以上の容量のやつ、つやありがいい。つやけし、マットはダメ。 D紙を干す場所 Eいらない割り箸と、目玉クリップ15個以上のセット。それといらないおっきな発泡スチロール。   *割り箸は持ち手にします。両端をナイフ等で細く削ると、目玉クリップの穴に差し込むことで持ち手にすることができます。 工作のさいは、怪我をしないように細心の注意を払ってください。  *両端が最初から細いタイプの使い捨ての箸でもいいです。っていうか、そういうのがあると楽です。  プリンターを除けば、材料費はだいたい1000円ぐらいが目安だと思います。 もちろん安い物を見つけることができれば、それに越したことはないですね。  まず、みなさんの手元にはカード+の基になる画像データがもうあるものとして話を進めます。 カード、工作用、両面使える、厚めマット紙 こんな感じの紙を15枚以上用意しましょう。 私は厚さ0.22nm のものと0.225nmのものを使い比べてみましたが、違いが分かりませんでした。  とりあえず失敗する恐れもあるので、紙の量は少し大目の物がよいと思います。  次にこれに、プリンターで画像を印刷します。 1つずつやるといいと思います。表と裏に印刷する必要があるのを忘れないでください。 モンスターカードシート 2枚 シート1とシート2 アイテムカードシート  2枚 シート1とシート2 アタックカードシート  2枚 シート1とシート2 MPカードシート    2枚 シート1とシート2 トラップカードシート  1枚 呪いカードシート    1枚 魔法カードシート    1枚 ダメージトークンシート 1枚 毒トークンシート    1枚 コインシート      1枚 カウンターシート    1枚  プリンターの設定は、申し訳ありませんが各自で行ってください。 メーカー別の違いとか、私にはわかりません。 A4普通紙に試し刷りを何度かしてみるといいでしょう。  私なんか、何度も失敗をやらかしました・・・。 テスト印刷は大事です。  うまくプリントアウトできましたら、次にそれをコーティングします。 ・・・なんだそれ? と、思われる方も多いかと思いますが、私的にはやったほうが良かったです。 みなさんがどんな紙で印刷されるのか分かりませんが、たいていの紙はたぶんカードゲームを作るように なっていないため、紙と紙のすべりが悪い(シャッフルしにくい)上に、手で持っていると手の水分でふやけ てしまうカードになってしまいます。  そこで、透明な塗料 クリアー の缶スプレーで紙をコーティングしちゃいましょう。 ま、やらなくてもいいって人、または、やらなくてもいい紙を知っているという人は、ここは飛ばしてください。 他の方法でコーティングできるなら、ぜひそうしてください。コーティング作業、けっこう面倒くさいです。 私が使用したスプレー缶は、ホームセンターで売っているようなもので、クリアーつやありのもの、容量300mlのものです。  まず缶スプレーの中身を紙に吹き付けます。 このさい、目玉クリップで上の方を押さえて、持ち手を用意すると楽です。 1回の塗装でコーティングしようとせず、 さらっと裏表を吹く、(しばし乾燥させる) さらっと裏表を吹く、(しばし乾燥させる) さらっと裏表を吹く、(しばし乾燥させる)  と1枚に3回ぐらい塗料を吹いてください。 室内でやるさいは、換気に充分注意し、シンナーに気をつけて作業してください。 一度に厚吹きしようとせず、さっと紙全体が湿る程度にスプレーの中身を吹き付けるといいでしょう。  乾燥は、目玉クリップのところに割り箸の細い方を入れられるようにしておいて、割り箸をどこかに固定します。 私は発泡スチロールに刺してみました。他にもやり方はあると思います。各自で工夫してみてください。 乾燥中に紙がひっつかないように注意してください。 最終的な乾燥には夏場で2日ほど、ほったらかしにしておきましょう。 湿度や温度で乾燥速度はだいぶ変わります。  完成すると、かなりカードらしくなります。さすがに某有名カードゲームのカードのようにキレイにはいきませんが。 やっぱり企業が作るトレーディングカードって、うまくできているんですね。  コーティングが終了したら、今度は裁断しましょう。  全てのカード、トークンには、サイズがあります。 普通のサイズのカードは、カード1枚の大きさが4センチメートル四方になっています。 4cm×4cmの正方形です。 コインやダメージトークンは、2cm×2cmです。 ストラクチャーカードの一部は2cm×4cmの長方形です。 他のサイズになっちゃった? まあ、サイズが違ってもゲームは出来ます。  適切な裁断機があると理想なのですが、そんなものはだいたい家庭にはないので、ここはハサミを使って切りましょう。 カッターでも良いのですが、カッターだと失敗したさいに本当に取り返しがつかないので、 慣れていない人はハサミでカードを1枚ずつ ちまちま ちまちま と切りましょう。 工作のさいは、刃物で怪我をしないように細心の注意を払ってください。  とりあえず最初は四角くするように切って、角は後で落としましょう。 このさいにもハサミが活躍します。  角はなるべく丸くしましょう。コーティングされた厚紙はけっこう硬いので、とがっているところがあると、 扱っている人の手に刺さり、痛い思いをします。怪我にはくれぐれもご注意を。  この裁断作業はそれなりに時間がかかりますが、それでも動画でも落としながらサクサクやっていると、あっさり終わります。 っていうか、コーティングよりよっぽど楽です。  これでカードは完成です。 カードごとにまとめて透明なケースなどに保管しましょう。 カードは4cm×4cmか、その半分ほどの大きさのものがあります。 100円ショップなどで、小物入れのよさげなやつを選んで買ってくると、キレイに収めることができてかっこいいです。  ダメージトークン、毒トークン、トランプカウンターは中が見えない袋で、ちゃんと口が閉められる、 手が入るものに入れておきましょう。大きな封筒か、手に入るなら布の巾着袋がお勧めです。    これで終了です。お疲れ様でした。